では、早速手紙の構成を具体的に見て行きたいと思います。
この手紙は、手紙の構成に基づいて作成されたものです。
ですから、「前文」から始まり「添え文」で終わっています。では、この手紙をみなさんで、「前文」「主文」「末文」「後付け」「添え文」に分けてみてください。

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拝啓

 初冬の候、ご一同様には、お健やかにお暮らしのことと拝察いたします。当方も皆元気に過ごしておりますので、どうぞご休心ください。
 日ごろのご厚情、深く感謝しております。また、多用に取り紛れてご無音に打ちすぎ、誠に申し訳ございません。

 ところで、ただいま、家族一同そろって帰省しております。田舎ではみかんの取り入れの真っ只中ですので、別便にて実家で作ったみかんを少々送らせていただきました。さして珍しいものではございませんが、父は低農薬で味には自信があると自慢しております。ぜひ、ご賞味ください。

 末筆ながら、奥様にもよろしくお伝え願います。家内からもくれぐれもよろしくと申しております。
 時節柄、皆様のご自愛をお祈り申し上げます。まずはお知らせまで。

                                                    敬具

   十一月十日
                                                 夏野知美

東 和夫様

    追伸 みかんは格段の間に新聞紙を挟んでおくと、長持ちするそうです。お試しください。



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